キャンプ座間への米陸軍第1軍団の移駐を 発行日:2013年11月26日
歓迎しない会ニュース No.44
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[報告]
キャンプ座間
フィールドワーク
9月27日(土)
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今年度2回目のフィールドワークを実施しました。
座間市域の返還エリアの動きなどを確認することができました。
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座間市域の返還地(造成工事中)
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陸上自衛隊中央即応集団司令部庁舎と米軍駐車場
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ゴルフ場防球フェンス |
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ピース・フェスティバル in 大和・綾瀬2013に出店
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毎年恒例のピース・フェスティバル in 大和・綾瀬が、10月12日に大和駅東側プロムナードで開催された。昨年よりやや早い開催時期であったのと好天に恵まれ、暑い日差しの下でのフェスティバルとなった。
10時開始だが、各出展者や実行委員会は早朝から準備で忙しい。今年は出展者が多く、テントの数も多い。人が増えてくると店の間を自由に歩き回ることが少し難しいくらいだ。これくらいの方がにぎやかでフェスティバルらしい。
“歓迎しない会”も例年通り出店し、種子島産安納芋と玉こんにゃくを主に販売しました。また、活動紹介も兼ねて写真・説明パネルを準備し、会場に用意された展示用ボードの1枚を確保して展示。また、出店ブースにはパンフ・チラシ・缶バッジ・各種署名なども並べ、会の活動や取組についても興味をもってもらえるように工夫しました。
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歓迎しない会のブース
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歓迎しない会のパネル展示
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ステージ企画は、昨年とほぼ同じ出演者だが、今年は李政美(イジョンミ)が加わり、さらに充実したステージが楽しめた。ただし、出店が多かったため歓迎しない会のブースからは、直接ステージが見えなかったのが少し残念。
ところで、販売の方は、安納芋はともかく玉こんにゃくは予想したほどには売れなかったのがやや残念。暑くて冷たい飲み物がほしいくらいだったから、のどが渇く物は敬遠されたのかも。念のため用意したペットボトルのお茶が売れたのは予想外でした。
何といっても会場内展示の目玉は、厚木基地の大型ジオラマとオスプレイの模型で、こちらも常に注目を集めていました。ピース・フェスティバルは、県央地区の反基地運動にとって欠かせないものになっています。(M) |

李政美のステージ
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厚木基地の大型ジオラマ
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[報告]
相模原市議会・基地対策特別委員会の
市内米軍基地視察
共同代表 金子豊貴男
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10月28日、相模原市議会の基地対策特別委員会で恒例の市内基地視察が行われた。議会のチャーターバスで、基地対策特別委員会メンバーと議会事務局、市渉外課職員などで、キャンプ座間、相模原住宅、相模総合補給廠の1日バスツアー。以下にキャンプ座間の様子を中心に報告します。
キャンプ座間の第1ゲートから入り最初に、相模原市が工事を行っている、「市道新戸相武台道路改良工事」の現場視察、ヘルメット着用で道路整備課の職員から工事現場を案内されての現場視察、両側にそびえ建つ陸自中央即応集団司令部の隊舎と庁舎が物々しく映る。
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●陸上自衛隊中央即応集団司令部
次に行ったのが陸自中央即応集団司令部(CRF)。建物に入り、エントランスホールで記念写真の撮影、日高政広陸将も出てきての広報写真で、帰りには全員に台紙付きで手渡された。
応接室で中央即応集団司令官・日高政広陸将と懇談、続いて、庁舎6階第2教場でCRFの概要説明を中央即応集団司令部・菅野隆一佐より、①CRF創設の背景②東西冷戦の終結後・脅威の対象は国家から非国家主体の変化・国際社会の一員として、国際貢献の重要性が増大、③任務の多様化、などが説明され、司令部以下・第一空挺団・第一ヘリコプター団・中央即応連隊・特殊作戦群・中央特殊武器防護隊・対特殊武器衛生隊・国際活動教育隊等で編成され、平成19年3月に朝霞基地に設置、今年3月26日に座間に移転と経過報告も含めて説明された。
説明で印象に残ったのは:東日本大震災の原子力災害対応、:中央特殊武器防護隊の下に各方面隊の化学部隊を位置づけ一元的に管理など、国際平和協力業務、特別措置法による活動等が話された。
質問時間に私から
①米司令官(少将)とCRF(陸将)は階級レベルでバランスが悪い点があるように考えられるが、そういった面での問題は。
回答→バランスが悪い点はあるが、与えられた任務を行っていく。
②朝霞から座間への移転に対する評価は
回答→高い政治レベルで決められた件のため、一現場が言う件ではないが、米軍とのインターフェースが作られ、情報共有を図ることにより、よい影響があると考えられる。
③陸自の組織である5方面隊とCRFが同等の組織に見えるが、各方面隊との調整は。
回答→全体をまとめる権限等はない。あくまで調整し、CRFが持つ特別な機能を提供していく。
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第35大隊の内部、各課が区切られた事務室
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その後、業務隊庁舎へ移動して隊員食堂で昼食を摂った。隊舎の居住は160人。外で80人程度が住んでいる。外の人員は借り上げのマンションで暮らしている(5km圏内)
昼食後キャンプ座間施設内をバスで視察、住宅、相模総合補給廠と見て回った。
相模総合補給廠では第35戦闘維持支援大隊の司令部建物内を各部屋毎に副大隊長、ジー・キャンベル少佐に案内された。全体で兵士は78名、その内、司令官を含め女性兵士は8名ということだった。
見て歩いた部屋と任務を順番に ・第3課 任務の計画を立てる担当 ・第1課 人事・総務を担当 ・後方支援室 演習及び弾薬、車両のメンテナンス、本国からの兵隊の生活支援 ・第6課 通信担当 ・第4課 備品担当 などの説明があった。 |
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