[集会報告] |
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歓迎しない会では、キャンプ座間からのゴルフボール飛び出しについて、直接危険の伴う重要問題と考え、これまでも監視行動、抗議を続けてきました。米軍による防球ネットの延長工事については、根本的な解決にはならないのではと指摘していたのですが、4月、5月のボール飛び出しの報告によって、それが現実となってしまいました。 |
<呼びかけ> 2008年5月に、キャンプ座間ゴルフ場からボールが飛び出し、小学生に当たる事故がありました。それをきっかけとして、住民からの抗議の声が高まり、監視活動も続けられ、米軍は、今年1月にやっと防球ネットの延長を行いました。 ところが、ゴルフボールの飛び出しは、その後も相次いでいます。今年度になって(4月以降)相模原市が確認したものだけでも8個にのぼり、これではとても対策したとはいえない状況です。 キャンプ座間のゴルフ場は、もともと市街地に隣接しており、小手先の対策ではボール飛び出しが解消するとは思えません。そもそも、なぜゴルフ場が必要なのか?利用者は圧倒的に日本人が多く、本来の設置目的からも外れているのです。 私たちはもうガマンできません。今すぐゴルフ場を閉鎖し、そして土地は市民に返還するよう声を上げようではありませんか。 |
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歓迎しない会から経過報告 |
緊急集会で決議された米軍宛て抗議文 キャンプ座間ゴルフ場からの度重なるゴルフボール飛び出しに抗議する 去る5月21日、キャンプ座間ゴルフ場から、隣接する相武台ふれあい広場にゴルフボールが飛び出した。 一昨年来飛び出しが頻発し、抗議が繰り返され、抜本的な対策が求められてきた。今年1月防球ネットの整備が終わったことから、通常のゴルフ場営業が再開されたが、その後も飛び出しは止まず、4月以降、相模原市が確認しただけでも8個のボールが飛び出している。ゴルフボールは1個たりとも飛び出してはならない。 これまで様々講じられた安全対策に実効性が伴わないことが明らかになった。 私たちは、米軍当局に対し、地元住民の安全を脅かしているキャンプ座間からのゴルフボールの飛び出しに抗議するとともに、ゴルフ場の即時利用停止、閉鎖、返還を強く求めるものである。
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被害住民の報告を聞く集会参加者 |
集会 アピール 昨年4月8日、ここ新磯野西公園で遊んでいた保育園児の近くにボールが飛び込みました。3日後、私たちは緊急抗議集会を開催し、集会アピール及び抗議・要請文を採択して米軍、国、相模原市に突きつけました。 昨年2月に米軍が約束した相武台中学校わきの防球ネット延長工事は、今年の1月になってやっと完成し、2月から5番ホールの全面使用が再開されました。ところが、その後もボールの飛び出しは後を絶ちません。今年度に入り、4月、5月だけで8個も確認されているのです。 相武台中学校、ふれあい広場、そして、ここ新磯野西公園など、子どもが安心して学び、遊べるはずの場所が、いつ弾丸のようなゴルフボールが飛び込んでくるかわからない危険に晒され続けています。私たちはもうこれ以上ガマンすることができません。キャンプ座間のゴルフ場は必要なのでしょうか。いいえ、必要ありません。利用しているプレーヤはほとんどが日本人です。 今日、私たちは、キャンプ座間ゴルフ場に隣接するこの公園に再び集い、いまだに続くゴルフボールの飛び出しに強く抗議し、ゴルフ場の閉鎖および返還を求めていくことを確認しました。 ゴルフボールはいらない! 米軍はゴルフ場を即時閉鎖せよ! 基地もいらない! 沖縄にも神奈川にもどこにもいらない! 基地のない平和な地域を取り戻すため、これからも共に行動していきましょう。 2010年5月30日 ボール飛び出し抗議5/30緊急集会参加者一同 |