[報告]
フィールドワーク
キャンプ座間を見て歩こう!
2011年4月30日(土)実施
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恒例のキャンプ座間を見て歩くフィールドワークを4月30日に行いました。陸上自衛隊中央即応集団司令部の庁舎などの建設が進められようとしているので、予定地を中心に見て歩くことにしました。特に注目したスポットは、座間市域の自衛隊家族宿舎、相模原市域の陸自中央即応集団司令部の庁舎・隊舎の建設予定地、コースを変更したゴルフ場などです。
建設工事が始められているのかどうかをこの目で確かめたかったのですが、なにぶん、基地の外周から見るだけですので、はっきりした状況の確認はできませんでした。ただ、庁舎建設現場近くでは、工事用の囲いがつくられ、内側で重機が動いていることが確認できました。
当日のコース
小田急相武台前駅(出発)→大坂台公園→座間市域工事予定地→キャンプ座間正門前→相模原隧道(トンネル)→座間公園→相模原市域工事予定地→新戸・相武台線(基地下トンネル)→相武台ふれあい広場(ゴルフ場脇)→新磯野西公園(昼食後解散)
以下、フィールドワークの様子を写真で紹介します。
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<座間市域>
大坂台公園
相武台前駅から町田厚木線(行幸道路)を基地に向かって進むと、最初に見えてくるのが座間市民体育館と大坂台公園。ここも基地から返還された土地を整備した施設だ。
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大坂台公園にてフェンス越しに基地内部を見る
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基地内部の米軍住宅 |

座間市立市民体育館を駐車場から望む。左手上は基地のフェンス
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座間市域の”返還”候補地
キャンプ座間の一部が米軍から国へ返還されることになり、座間市はその跡地を国から借りて、病院などを誘致することを計画している。しかも防衛省が造成費用を出すという。しかし、これらは自衛隊の家族宿舎建設を受け入れることとセットになっている。工事は予定通り進められてしまうのか?
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座間市域の返還候補地付近
今のところ工事らしき変化は見られない。
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キャンプ座間正門(第1ゲート)前を通過
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座間公園から米軍司令部方向を望む
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フェンスに沿って移動
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自衛隊のモータープール
被災地へ出動しているようで普段より数は少ない |
<相模原市域>
陸自中央即応集団司令部庁舎及び隊舎の建設が予定されている。同時に、基地内を横断する道路(新戸・相武台線)の拡幅工事も行われる。
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庁舎・隊舎建設予定地に近づくと工事用の囲いが見えた。
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囲いの中では工事用重機が稼働
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(中央即応集団司令部)庁舎・隊舎建設工事
を示した「開発事業計画のお知らせ」を見る。
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新戸・相武台線入り口付近では工事用のフェンス
が設置されていた。(道路拡幅工事用か?)
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「開発事業計画のお知らせ」
当初、日付が間違っていたが、すでに訂正されていた。
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米軍モータープールのチェック
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トンネルを通って基地の西側から東側へ移動
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トンネルを抜けたところ
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<キャンプ座間ゴルフ場>
コースレイアウト変更を行ったためか、ゴルフボール飛び出し(発見)の報告は減っている。ただ、工事後にも事故の報告はあった。周辺住民の閉鎖要求にもかかわらず、米軍は営業を続けている。
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ふれあい広場からキャンプ座間ゴルフ場を望む
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ふれあい広場に相模原市が建てた看板
ゴルフボールを発見したときは連絡するよう書かれている
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連休中だからか、ゴルフ場には列をなすプレーヤ
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ゴルフ場の工事は、まだ続けられている。
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新磯野西公園でゴルフ場を見ながら昼食
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最後まで歩いた参加者で記念撮影
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