キャンプ座間への陸自中央即応集団司令部施設建設に説明に対するコメント


防衛省は必要のない、根拠もない、無駄な施設建設計画をただちに中止せよ!

キャンプ座間への米陸軍第1軍団の移駐を歓迎しない会
共同代表 相模原市議会議員 金子豊貴男

 本日 防衛省南関東防衛局がキャンプ座間への陸自中央即応集団司令部の建設計画を説明に来た。もともと陸自中央即応集団司令部のキャンプ座間への移設は、第1軍団司令部の移駐計画とリンクし、第1軍団司令部都のカウンターパートナーとしての陸自中央即応集団司令部の朝霞基地からの移設計画であった。今、第1軍団司令部がキャンプ座間に来ないことがはっきりし、第1軍団前方司令部が小規模な部隊として発足する中で、米国の軍団司令部と同等の陸自中央即応集団司令部をキャンプ座間に配置する意味がなくなっている。朝霞基地に数百億円をかけて庁舎や隊舎を造っておいて、それを無駄にする防衛省の壮大な無駄遣いに市民の反発が起こることは必死である。

また、今回計画が明らかにされた場所は 相模原市の都市計画上、市街化調整区域であり、ここに6階建ての庁舎や隊舎を造ることは許されない。

防衛省は今回の施設建設計画を撤回し、無駄遣いをただちにやめるべきである。

また、相模原市長もこうした防衛省の無謀な計画を中止させ、撤回させ、市是である「基地の整理縮小」を求め取り組むよう強く求めるものである。

[2010年11月4日]